統合失調症でも働き続ける

東大卒の男が29歳の時に職場のパワハラ・業務負荷増・コンプライアンス違反の強要に起因して統合失調症を発症した経緯と、3か月の病気休暇・約1年間の休職の後に働きながら回復する様子を綴ったブログです。

自己紹介

まずは自己紹介です。特定を防ぐため、一部分だけ事実と異なる記述を混ぜています。

第1回ブログに記載した通り、2018年10月に統合失調症にかかりました。

正確には、2018年10月よりメンタルクリニックに通うようになり、その後、統合失調症の陽性症状である「妄想」が1ヶ月以上継続したことから、同11月に「精神衰弱状態(統合失調症疑い)」と診断されました。

いわゆる高学歴と呼ばれる学歴を持っており、当方、東京大学と同大学院を卒業・終了しております。

これまでの人生は大きな挫折のない人生でした。

中学では学級委員を勤め、高校はいわゆる進学校に進学し、部活では主将をつとめ、大学は東京大学に進学。同大学院に進学後は国際機関でインターンをしつつ、修了時には教授に大学に残ることを勧められられながらも一般就職。就職先は倍率100倍を超える人気企業で、海外出張をバリバリこなしていたように思います。就職後2年目には結婚し、公私ともに充実していました。

その後、某インフラ事業者に出向することとなり、そこから悲劇が始まりました。

出向先1年目では、出向元に比べて残業が多く厳しい職場でしたが、上司に恵まれ手厚いご指導をいただき、なんとか乗り切ることができました。

そして出向先2年目。子供も生まれ、幸せに満ちた日々を送るはずでしたが、私のこれまでの人生で一番の挫折:統合失調症を患うこととなる職場に異動となりました。

2年目の職場は最悪でした。まず第一に、配属先と諍いが絶えない部署との兼務が発令され、2足のわらじを履く状態に。それだけでも例年の若手職員と比べて業務量が多い状態でしたが、勤務開始1ヶ月後の5月には、前年度に精神病を患っていた上司が業務継続困難になり配置転換になり、その上司が担っていた仕事の一部を任されるようになります。さらに6月には若手女性職員が産休になり、8月には最若手の新人が業務継続困難になり休職に。合わせて3人分の業務を追加で任されるようになりました。

加えて、直属の上司がいわゆるパワハラ上司で、理不尽な罵声を繰り返し浴びせられていました。

そんな中、職場内のコンプライアンス違反を指摘・相談したら、切り捨てられたと錯覚し、結果、統合失調症を発症しました。

これまでの順風満帆な人生を歩んできたのにもかかわらず、そして子供が生まれるという人生最高の幸せに包まれるはずであった時期にメンタル不調となり、神経衰弱状態(統合失調症疑い)と診断され、大きな挫折を味わうこととなりました。

診断後は3ヶ月の病気休暇をいただいた後に復職し、現在は出向元に戻って通常勤務をしております。出向元 には病気のことを報告しており、残業の少ないポストが割り当てられております。

次回ブログでは、発症に至った経緯ときっかけについてもう少し詳しくご紹介したいと思います。


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