統合失調症でも働き続ける

東大卒の男が29歳の時に職場のパワハラ・業務負荷増・コンプライアンス違反の強要に起因して統合失調症を発症した経緯と、3か月の病気休暇・約1年間の休職の後に働きながら回復する様子を綴ったブログです。

2回目の長期休暇

急性期の症状を回顧録的にまとめている最中でしたが、近況があるので報告します。

 


2018年10月に統合失調症を発症し、その後2018年12月〜2019年2月にかけて休暇をいただいていました。2019年3月には復職し、その後2019年4月には出向元に戻り勤務をしていました。その後8ヶ月ほど勤務した2019年12月、統合失調症陰性症状といえるやる気の欠如が顕著になり、有給休暇を取得して2週間お休みをいただきました。

 


2週間のお休みをいただいた時に私の仕事は全て他の人に割り当てられ、2019年12月半ばに復帰した後もそのまま継続して私の仕事はないまま1ヶ月半過ごしました。その後私の主治医より3ヶ月の療養が必要という診断が下り、この度2回目の長期休暇をいただくことになりました。

 


診断の経緯をもう少し詳しく書くと、まず上司が産業医に私について連絡し、その連絡を受け取った産業医が私の主治医にレターを書き、その内容をもとに私の主治医が診断を下しました。

 


どのような連絡やレターのやりとりがなされたのかは分かりませんが、察するに私の勤務態度について上司が産業医に連絡したことが発端となっているのだと思います。薬の副作用と統合失調症陰性症状で日中眠気がとれない時があったり、仕事に集中できないことがありましたので。

 


統合失調症陰性症状と長い付き合いが必要であるならば、上司の連絡を発端に休ませられると言うのは後々困ります。病気休暇は1事由につき1回までと言う決まりがありますので、今回は大丈夫ですが今後休ませられると生活の糧にかかわります。仕事に集中できないのは精神障害のせいということで、身体障害者の方と同様に配慮していただきたいと思ってしまいます。

 


一方で、1回目の長期休暇の時は早く復職したいという気持ちが強くあせりがありましたが、今回はどうせならゆっくりしてやろうという気持ちが強く、リラックスした毎日を送っています。よく寝て、起きている時間は趣味に当てています。余った時間は今後の人生についてぼんやり考えていたりします。(転職など含めて)

 


後は、友達に会ったりしています。今年の頭にブログを親しい友達に対してFacebookに公開したこともあり、ブログを読んだ友達がたくさん気にかけてくれました。だんだんと統合失調症のことをオープンにしているのですが、オープンにするたびに励ましの言葉などを頂き、気が楽になります。

 


思考を巡らせたり友達に会う中で今後の人生についてなにかプラスになる考えがまとまればと思っています。

 


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