統合失調症でも働き続ける

東大卒の男が29歳の時に職場のパワハラ・業務負荷増・コンプライアンス違反の強要に起因して統合失調症を発症した経緯と、3か月の病気休暇・約1年間の休職の後に働きながら回復する様子を綴ったブログです。

急性期3/5

前回ブログからの続きです。

 

急性期に主として占めていた妄想に警察の監視があります。きっかけは自分が書いたレポートを読んでからでした。

 

私が出向元に提出した出向先での業務をまとめたレポートの中で、「利害が対立した異なるセクターを両方所掌する役割を持つポストを置くことで、利害対立が解消しやすい」という趣旨の文章を書いていました。ここで私は精神が崩壊していた時に、以前のブログでは触れませんでしたが、上司に電話で「自殺しようかと思いましたよ」と発言していました。また、以前のブログで記した通り相談していたコンプライアンス違反の証拠をプライベートアドレスに転送していたことが、犯罪行為にあたるのではないかと妄想していました。この「自殺」と「犯罪」異なる二つのセクターを両方所掌する警察が役割を担ってくるわけか!とよくわからない論理展開をし、警察が自分を監視しているという妄想に囚われました。本当によく訳のわからない論理展開なので笑って読んでください。このような支離滅裂な論理展開について、この記事では「まとまりのない会話」https://www.mental-navi.net/togoshicchosho/understand/type/positive.htmlと記しています。

 

警察に監視されていると妄想する「根拠」はもう一つあり、統合失調症の前兆期の最中の10月6日に地元の交番の警察官の方が緊急連絡先を聞きに自宅を訪ねてきたということがあります。職場のメールを転送したのは10月5日のことでしたので、職場が私の「違反」行為を告発して警察官が自宅に派遣されたのだと妄想しました。

 

また、普段車の通ることが少ない自宅前の通りをパトカーが通過したりするなどし、警察に監視されているという妄想はどんどん確信的なものになっていきました。

 

警察に監視されていると妄想している間は、自宅を訪れる宅配業者の方を私服警官が変装していると思い込んだり、街を歩いていて辺りにいる人が私服警官だと思い込んだりしていました。

 

警察官に監視されているという妄想は精神が崩壊してから1週間ほどたった10月16日ごろから出始め、急性期が終わる11月頭まで続きました。見張られているという妄想は統合失調症の代表的な被害妄想らしく、この記事https://www.mental-navi.net/togoshicchosho/understand/type/positive.html

 

でもまとめられています。

 

 

今後の執筆予定・これまでの執筆

急性期1/5 家族による録音・本棚のメッセージ

急性期2/5 iPhoneの監視

急性期3/5 警察による監視

急性期4/5 NHKによるメッセージ

急性期5/5 会社のパソコンの監視


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