統合失調症でも働き続ける

東大卒の男が29歳の時に職場のパワハラ・業務負荷増・コンプライアンス違反の強要に起因して統合失調症を発症した経緯と、3か月の病気休暇・約1年間の休職の後に働きながら回復する様子を綴ったブログです。

はじめに

2018年10月に統合失調症を発症しました。

(正確には、2018年11月に神経衰弱状態(統合失調症疑い)と診断されました。)

 

統合失調症とは、100人に1人は疾患する病気で、決して珍しくない病気です。妄想・幻聴・幻覚などに代表される陽性症状と、意欲の阻害などに代表される陰性症状からなります。発症後は前兆期・急性期・回復期・安定期の4つの期間を経るとされており、陽性症状が顕著な急性期を経て、陰性症状がみられる回復期・安定期に移行します。

 

参考:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html

 

発症から1年が経ちましたが、未だに陰性症状である意欲の減退が改善せず、元気のない日々を送っています。

 

ノーベル賞受賞者であるジョン・ナッシュなど、有名な人でもかかった病気であると言い聞かせて、なんとか元気を取り戻そうとしています。

 

発症から1年たち、ブログを始めようと思った理由は主に4つあります。

 

まず第一に、自分の状態を他人に知ってほしいと思ったからです。一部の親しい知り合いにブログを紹介することを想定していることもあり、読んだ人に元気付けてもらいたいと感じております。

 

第二に、病気について人々の理解を深めたいと思ったからです。100人に1人がかかるとはいえ、なかなか理解が得られていない病気であると感じております。ブログを読んだ人には、私が病気にかかった経緯や、病気の経過を知っていただき、統合失調症という病への理解を深めるのに役立っていただければと思っております。

 

第三に、同じような経験をした人に読んでいただき、悩んでいるのは1人だけではないと感じていただきたいと思うとともに、あわよくばコメントなどをいただいて、私もそのように感じたいからです。

 

第四に、このブログにて「元気を取り戻していく様を記録していく」という目標をたて、元気を実際に取り戻していきたいと考えるからです。目標を宣言することで、その目標に近づくインセンティブになればと思っています。

 

以上がブログを始めた理由です。

 

これから発信するブログでは、私が統合失調症を発症した背景ときっかけ、発症した陽性症状(主に妄想)、陰性症状(主に意欲の減退)についてまとめるとともに、自分が元気を取り戻す様を記していきたいと思います。


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