統合失調症でも働き続ける

東大卒の男が29歳の時に職場のパワハラ・業務負荷増・コンプライアンス違反の強要に起因して統合失調症を発症した経緯と、3か月の病気休暇・約1年間の休職の後に働きながら回復する様子を綴ったブログです。

統合失調症になったことで納得のいってないこと

前回ブログで、統合失調症になったせいで絶望したけど立ち直ったことを書きましたが、

今回のブログでは逆に納得のいっていないことを書きます。

納得のいっていないこととはズバリ経済的な悪影響です。

統合失調症になったことで医療費が1か月あたり約3000円かかるということもありますが、それ以上に大きいのが給料・評価関係です。

1回目の「休職」は3か月間の病気休暇を取得したことにより、

給料が満額出ていましたが、

2回目の「休職」では3か月間の病気休暇を取得したのちに7か月間(職場復帰支援プログラム含む)の病気休職となったため、

同期間は給料が2割カットされることとなりました。

加えて、ボーナスも半分以上カット。

総計で約2.5か月分の給与がカットされることとなりました。

もともとそんなに高くない給料で2.5か月分の給与がカットされるのは痛手です。

(もっとも、病気休暇や病気休職の制度がなかったらもっと経済的な影響があったと考えると恵まれているのかもしれませんが。)

もっと納得いかないのが人事評価です。

私の組織の人事評価はE,S,AA-,Bの5段階評価なのですが、下記が評価の目安です。

E:所属資格で期待される役割をはるかに上回り、非常に貢献度が高い。

S:所属資格で期待される役割を上回り、貢献度が高い。

A:所属資格で期待される役割を不足なく果たしており、貢献している。

A-:所属資格で期待される役割を概ね果たしているが、やや及ばないところがある。

B:所属資格で期待される役割にはるかに及ばず、業務遂行の改善が期待される。

普通に勤務していれば、A評価がもらえるというイメージです。

私は2016年度にはA,2017年度、2018年度にはSを取得していたのですが、

病気休暇を2月から取得し始めた2019年度はB評価、

休職でほとんど勤務していなかった2020年度はみなし評価でB評価となってしまいました。

各ランクで昇給号数が1ずつ違うため、2回S、2回Bをとった私は、

A評価をとり続けた場合に比べ、2ポイント低い評価(Aをとり続けたのちに1回Bをとった評価と同じ)となっています。

職場(出向先ですが)のせいで病気となって休職したのにもかかわらず、

B:「所属資格で期待される役割にはるかに及ばず、業務遂行の改善が期待される。」

と評価されるのは全く納得がいきません。

評価が下がれば昇進に影響しますし、給与にも影響があります。

現在労災申請中なので、労災と認められれば評価が変わるかと人事部に問い合わせましたが、

評価は変わらないとの回答でした。

しかし、いまだに納得できていないため、労災と認められたら労働組合を通して交渉を図る予定です。

ネガティブなブログとなりましたので、今回はこの辺で失礼します。